北九州市門司区の市営住宅へ生前整理に伺いました!

門司区内の市営住宅へ生前整理に伺いました!

生前整理
2022.10.3 生前整理へ伺いました。
70代の男性が、お一人暮らしをされていましたが、体調を崩され、介護施設へご入居されることとなり、市営住宅退去のため、お部屋の片付けのご依頼をご親族様より受けました。
この住居は、以前2DKの広さでしたが2戸1住宅の改装工事が行われ長細い住居へ変身し4DKになっていました。
≪お部屋の様子≫
【流し台】
【くつろぎの場所】
【テレビのある居間】

【洗面所】

【食器棚】

【押し入れ】

長い間、ヘルパーさんやケアマネさんの支援を受けていた為、お部屋の中はきれいに片付けられていました。
しかし、6か所の大小の押し入れの中はビッシリと荷物がつまっていました。
お探しもの
ご親族様から『本人が保管している契約書類が見つかりません。是非探し出して欲しい!』とのご要望があり、私達は全ての荷物をチェックし、見つけることが出来ました。
今回、ご要望の書類以外にも重要な書類が発見されましたので、後日引き渡しの際にまとめてお届けしました。

このように作業ご依頼時にはご本人様やご親族さまも知らなかったり、覚えがなかった事柄も多々あります。仕分け作業中に私共にも判断がつかないモノが出てきたり、心配なコトは全て、ご依頼者様へ報告しております。

搬出作業
【狭い団地前の道路】

【階段で積込み作業】

【ソファ積込み】
【大物家具積込み】
今回は、大型車輛での搬出が困難な場所でした。集合住宅でもあり、住民の皆様の往来に支障がないように気をつけました。
狭い道路にギリギリ入れる1.5トン車を停め、中央に手すりのある3段の階段を、横持ちしながら、トラックに積み込み、処分場へと搬出しました。
ご親族様や福祉関係者の方々
ご高齢になると、ご自身の病気や介護を要する状態で、徐々に身動きがとれなくなり、周囲の方々に頼らざるを得なくなります。
たとえ、ご高齢者がお元気でも生きていく為には、手強い制度や手続き、金銭管理を含めて、なかなか「気楽に」生活するのは大変です。
・住所の転出入手続き
・市営住宅の退去手続き
・退去時の現状復帰確認の立会い
・公共料金の支払い停止手続き
・老人ホームへの入居手続き
他にも
・医療機関においては、病状説明、手術入院時の同意確認や立会いなど
今回、このような手続きをされたことでしょう。
このたびは、県内在住の弟さんとケアマネジャーさん、施設職員さん方が連携され無事に様々なハードルを越えられていました。
一本の電話
”ご依頼者様より、使い慣れた大型テレビを老人ホームへ届けてほしい!”との要望も受けていました。
お部屋から持出す直前に、こちらから老人ホームへ一本の電話を入れました。
『今からそちらにテレビの搬入を行いますが、他にも何か必要なものはありませんか?処分場へ運び込む直前ですが、今ならテレビと一緒にお持ちできます!』と問い合わせました。
すると、老人ホームの方から、
『ご本人は、暑い夏にご入居されたので、冬物の下着や洋服が全くなくて困っています。また、ご本人様が懐かしいアルバムが見たい!と言われています。一緒に持ってきて頂けますか?』との返答でした。
私共は、すでに袋詰めしている中から、それらの物をかきわけ見つくろい、老人ホームへと運び込みました。
~コロナ禍~の為、もちろん、私共は老人ホームの玄関口までしか立入ることができません。
ご本人様へご挨拶もできず、お部屋の様子など全く分かりませんでしたが、老人ホームの職員の方々が重いテレビやお荷物を丁寧に運び込まれていました。
ご本人様の大切なお荷物が、これからの生活に役立つことを祈りつつ老人ホームを後にしました。
【アルバム】
作業を終えて
【部屋と押入れ】
【押入れ】
【台所】
【洗面所】
【浴室】
【ベランダ】
今回の作業は、団地内の狭い通路に小型トラックが短時間しか停車できず、一度に搬出作業が実行できなかった事が印象的でした。
北九州市はこのような住居が多くあります。
整理業のキシカワでは、数々の作業経験を生かし現場状況に応じて、効率的にお仕事を致します。
SDGsの心構え
「整理業のキシカワ」は北九州市よりSDGsの取組みを評価できる企業として認められています。
食器やリサイクル資材だけでなく、お金では買えないアルバム発見などを通して一個人様の人生のSDGsにつなげていけるように、日々試行錯誤しながら取組んでいます。

地域社会におけるひとつの社会資源として「整理業のキシカワ」を活用していただき、皆様が安心してより快適な生活が送れるよう貢献したいと思っております。


お部屋の外には、大きなキンモクセイの花が
満開になり、秋の香りが漂っていました。

どんなに小さな不安やお悩み、またご要望があれば、
お気軽にご相談ください。

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