北九州市門司区に生前整理に伺いました!

門司区内の民間アパートへ生前整理に伺いました!

生前整理
2023年秋、民間アパートへ生前整理に伺いました。
80代の女性お二人が、一緒に暮らしていた2.5Kのお部屋でした。
若い頃から、同じ職場で、楽しい事も辛い事も共に乗り越え支え合ってこられましたが、加齢により体調を崩され、認知症の症状も出現し、在宅生活が厳しくなり、お二人共、同時に入院加療、施設入所となってしまいました。

お二人の生活を支えていたケアマネージャー様からの要請で、『病院や施設には荷物を持って行けないので、片付けを頼みたい。本人達は”家にあるものは、もう何もいらない”との事です。”』とお話しを伺いました。
さっそく、見積り訪問!
【お部屋にあったカレンダー】

お部屋には今年8月のカレンダーが貼ってあり、ヘルパーさんの来る日や分別ゴミ出しの予定などが書かれてました。
お二人は、頼れる身内がほとんど無く、ご兄弟も超高齢者なので、ご協力頂くのも難しく、唯一、遠方の義妹様が鍵の開閉の為に出向いて下さり、大変助かりました。
【義妹様とキシカワのスタッフとの打合せ】

お部屋の様子
【押入】
【台所】
女性二人の長い共同生活には、多くの品々がすき間なくきれいに保管されていました。

①印象的だったのは、衣服ケース類が45個、タンス関係7棹が、2.5Kのお部屋や押入にあった事でした。
その中には、服、着物、装飾品がていねいに収納されていました。
施設には、衣装ケース1個程度しか持ち込めない為、ご本人様達は、とても辛い決心をされたのが、想像できました。

②もう一つ、特徴的だったのは台所!

【台所】

【食器棚】
【吊戸棚】
お二人で、料理を楽しまれていた様子が伺えたコトです。
台所のテーブルの上、流し台の上下、冷蔵庫には、おいしそうな食品がギッシリと詰まっていました。
高齢者宅によくありがちな、スーパーや宅配のお弁当、惣菜などの空容器が、ほとんどありませんでした。
どのような、ご病気を患っておられたかは、私達には分かりませんが、お二人で食生活を楽しんでおられた様子が伺えました。
【冷蔵庫の中】

わずか2カ月前まで利用していた冷蔵庫の電源はONのままでしたが、奥の方から冷え冷えの義歯も出てきてきっと、どこに置いたか探しておられたであろう事も想像できました。
作業の様子
民間アパートでしたので大家さんと連絡を取り合い、片付けを行いました。
一日目は、可燃物の袋詰を処分場へ運び、
二日目は、大型の家具や家電、金属類を搬出しました。
【アパートの外に集積】

【作業前:玄関】

【作業後:玄関】

【作業前:ベッドルーム】

【作業後:ベッドルーム】

【作業前:台所】

【作業後:台所】

【作業前:タンス部屋】

【作業後:タンス部屋】

【作業前:納戸】

【作業後:納戸】

仲良しお二人のアパートでの生活は、これでピリオドですが、これから始まる施設での新しい暮らしが人生をたのしませて下さることを願いながら、思い出の品々をトラックで送り出しました。

整理業のキシカワは。ご依頼者様のご意見、ご感想やご要望を頂きながら、今後も幅広いお手伝いを目指していきます。
どんなに小さな不安やお悩み、またご要望など、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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